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経済学部

経済学部 School of Economics

学部教育理念

 ヒト、モノ、カネ、情報の国境を越える動きが激しくなり、またITを中心とするさまざまな技術革新により社会や人間の生活を取り巻く環境は急速に変化しています。グローバル化、情報化、科学技術の発展は、人間生活に多くの恩恵をもたらす一方で、環境汚染や地域紛争など、いろいろな問題をひきおこしています。社会が発展すればするほど、わたくしたちの直面する問題は、ますます複雑化・多様化し、不確実性の度合いを強めるのです。
 このような現代社会のあり方を前にして、経済学部は、九州大学教育憲章の掲げる4つの基本原則、つまり「人間性の原則」「社会性の原則」「国際性の原則」「専門性の原則」にのっとった教育を追求します。まず、「社会性の原則」を実現するために、国内外の社会・経済事象に対する関心・知的好奇心を刺激し、理論にかたよらない現実感覚を身につけた人材を養成します。そのために、企業、政府・自治体、市民社会との人的・知的交流を積極的に行い、社会との接点をより大きくすることで、地域社会、内外の企業、政府・自治体、あるいは国際機関に対して有用な人材を供給したいと考えています。
 また、「国際性の原則」では、国際感覚の涵養を図ることによって、アジアをはじめ世界の人々の文化的、社会的、経済的発展に貢献することを目標にしています。具体的にいえば、何よりも日本の歴史・文化的知識の深耕を前提とした上で、海外研修・海外留学・留学生受け入れの積極的推進などを行って、外国語能力の向上、異文化理解、そして各国経済の分析へと連なる教育活動を推進します。
 そして、「専門性の原則」では、独創性・創造性を重視しつつ、科学技術の発達と学術文化の振興を融合させることに主眼点をおき、それに向けて課題発見・解決のための創造的思考力を養います。そして、ミクロの企業等のレベルからマクロの国民経済・世界経済のレベルにいたる経済学、経営学、経済工学の基礎的理論、さらには、歴史分析、各国経済の理論的・実証的分析などの応用分野へも十分に目を配った個性あふれる教育を目指します。以上のような教育を通じて、経済学部では、経済学の基礎的学識と幅広い教養を身につけ、社会のそれぞれの分野で指導的な役割を果たしうる人材の育成に努め、「人間性の原則」を実現しようとしているのです。

教育プログラム

 経済学部の2つの学科にまたがる統一のカリキュラムは、幅広い教養を身につけるための「基幹教育科目」と経済学を学ぶ「専攻教育科目」とから構成されています。最初の1年は「基幹教育科目」を学習し、2年次からは専門教育が中心となります。2年次には経済学の基本を中心に学習し、3、4年次は各学科に即したよりハイレベルの専門教育が実施されていきます。このうち2つの学科の共通科目である「基本科目」は次のとおりです。

  • 基本科目:ミクロ経済学、マクロ経済学、経済史Ⅰ・Ⅱ、
         経営学Ⅰ・Ⅱ、会計学Ⅰ・Ⅱ、計量経済学Ⅰ、情報処理Ⅰ

 経済学部では、このようなカリキュラム体系に基づいて、経済学に関する知識の裾野を広げるとともに、高度な専門的知識の習得が可能となるように配慮し、現代社会における経済的諸問題、諸課題に前向きに取り組む意欲をもった人材の育成を心がけています。あわせて米国、韓国、中国、イギリス、ドイツ等々、欧米・アジアの有力大学と交流協定を結び、これら諸国から留学生を受け入れるとともに、本学学生の海外派遣も積極的に行っています。これによって広く内外の機関・地域においてリーダーとして活躍できる人材を育成していこうと考えるのです。

最終更新日:2016年6月23日

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