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第2期キャンパスアジアプログラム3大学協働サマースクールを開催

2017.09.04
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 本学大学院総合理工学府は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業―キャンパスアジア(CA)事業の推進(タイプA-1)」の第二期にも採択され、第一期から継続して、上海交通大学および釜山大学との協同教育により修士課程でのダブルディグリー(DD)取得生を70名以上輩出しています。
 このたび、キャンパスアジアプログラムの主要行事の一つであるサマースクールを2017年8月9日(水)から20日(日)にかけて、上海交通大学にて開催いたしました。サマースクールでは3大学の教員が協働実施するエネルギー環境理工学に関する授業、演習やセミナーにより、DD取得に必須である3科目3単位が大学間共通の単位として取得できるようになっています。
 今回のサマースクールには合計96名の学生(本学総合理工学より27名、上海交通大学35名、釜山大学校34名)が参加しました。DD取得を目指す学生にとどまらず、交換留学生にも門戸を開き、多数の学生が国際教育と国際交流を体験することができました。講義に加えて、修士1年生が上海交通大学内の12研究室での実験や演習を履修した後、英語での学習成果の発表を行いました。また修士2年生は、DD取得のための修士論文の中間発表を英語で行いました。その他、校外学習、工場見学も実施し、中国の事情を学ぶと共に、学生間の交流を深めました。日中韓3大学の学生が10日間もの間、寝食を共にしながら学習することにより、学生交流を深めると共に、国際化を体験するたいへん有意義な機会となりました。また自らの勉学や研究への係わり方を見つめ直す有意義な機会にもなり、英語能力の向上や今後の学習・研究へのモチベーションを高めることができました。

【参考Webサイト】
エネルギー環境理工学グローバル人材育成のための大学院協働教育プログラム
http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/campus-asia/ 

オープニングセレモニーでの集合写真

SSRFでの企業見学の様子

講義の様子

修士2年生の発表の様子

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