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「第70回九大祭」「第14回芸工祭」を開催

2017.11.20
トピックス

 平成29年10月7日(土)、8日(日)に行われた九大祭は、好天に恵まれ、約26,000人もの方にご来場いただき、大いに盛り上がりました。九大祭の開催日程は、本年から例年の11月下旬よりも1カ月半程度早い10月上旬での開催となりましたので、日没が遅くなり、より長い時間多くの来場者の方に楽しんでいただけました。
 本年の九大祭は、テーマである「好いとーよ。」のとおり、好きという気持ちや感謝の気持ちを伝えることができ、九大生のみならず多くの人が楽しむことができたイベントとなりました。本学教員による特別講義、スタンプラリーやオリジナルグッズ販売、学生による教室企画など、多くの企画を行い、花火の打ち上げによる華やかなフィナーレを迎えました。
 来年度は、9月に箱崎地区の伊都地区へのキャンパス移転が終了しますので、10月の九大祭はより多くの方に参加していいただける学園祭になります。九大祭を運営している学生団体の九大祭実行委員会は、「九大祭を益々発展させていきたい」と次回開催への意気込みを新たにしています。

 また、同日、大橋キャンパスでは第14回芸工祭を開催しました。芸工祭は芸術工学部の学生が、普段の授業や自主製作等で学んだことを活かして、企画から演出まで全てを手掛けています。今年は「Update ver.14.0」をテーマとし、それぞれがより洗練されたパフォーマンスを行い、芸工生の今を発信しました。
 当日は、飲食物を販売するテント企画や芸術工学部のサークルの展示をはじめとして、繰り返す「時代」を表現したファッションエンターテインメントショー、大橋キャンパスのシンボルとも言える噴水に設けたステージで「夢」を追う若者を描いた演劇パフォーマンス、「過ぎゆくもの」の尊さを伝えるインスタレーションと呼ばれる体験型の美術空間、音楽はもちろん映像・照明・演出を駆使して来場者との交流を図るダンスパーティーなど、芸工祭ならではのさまざまなエンターテイメントを提供しました。また、研究室の紹介や学生の作品を展示する芸工紹介展、現役学生との話ができる相談室は、芸術工学部について知ることのできる場として、多くの高校生・受験生が訪れました。
 8日(日)の夜には、芸工祭の伝統行事である「火祭」を行いました。巨大な火櫓を囲み、太鼓の音に合わせてお互いの功労をたたえあいながら、伝統の踊りを踊って回るものです。今年はルーベンスチューブの使用・スクリーンへの映像投影を組み合わせた新たなパフォーマンスもあり、一般の来場者の方々をも巻き込んで盛大なフィナーレを迎えることができました。

ミス九大グランプリ(九大祭)グランプリに輝いた阿南さん(左)と準グランプリ横溝さん(右)

九大祭風景

大橋キャンパスのシンボルとも言える噴水を使った演劇パフォーマンス(芸工祭)

芸工祭を締めくくる歴史の長い火祭(芸工祭)