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九州大学サイエンスパーク構想を糸島市と検討開始

2018.02.26
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 平成30年1月10日(水)、本学の久保総長、若山理事・副学長(産学官連携担当)と、糸島市の月形市長、谷口副市長は、九州大学サイエンスパーク構想の共同研究を平成29年度と30年度に実施することを発表しました。サイエンスパークとは、大学の叡智や優れた研究成果を、産業の発展に迅速につなげるために大学の近くに企業やベンチャーなどが集積したものです。海外では、シリコンバレーにあるスタンフォード大学リサーチパークや、英国のケンブリッジ大学サイエンスパークなどが有名で、大学の周りで最先端の技術研究を発展させ、大学の研究を加速させると共に、地域や社会に新たな雇用やビジネスを生み出しています。
 本学の周りは、山あり海ありと自然環境が豊かです。このような優れた環境は、研究者や技術者には憩いの場となり、イノベーションを興す重要な要素です。地元の自然環境やコミュニティーとの調和を図りながら、最先端の研究開発を進める機能を持つ21世紀のサイエンスパークの姿について1年超をかけて検討して行きます。大学と地域社会や産業をつなぐ新たな仕組みの青写真を描きます。

共同発表の様子(左より、糸島市谷口副市長、月形市長、久保総長、若山理事・副学長(産学官連携担当))

お問い合わせ

学術研究・産学官連携本部 教授 原田裕一
電話:092-832-2141
Mail:harada★airimaq.kyushu-u.ac.jp
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