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井上和秀理事・副学長が紫綬褒章を受章

2014.11.02
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   井上 和秀(いのうえ かずひで)理事・副学長が,平成26年秋の紫綬褒章を受章しました。

  井上理事・副学長は,九州大学大学院薬学研究科修士課程を修了後,厚生省国立衛生試験所勤務を経て,平成17年1月に九州大学大学院薬学研究院教授に就任しました。また,平成22年4月から平成26年3月まで大学院薬学研究院長,大学院薬学府長及び薬学部長を務め,教育・研究・管理運営に携わり,平成26年10月1日から,理事・副学長に就任しています。また,平成21年5月には主幹教授の称号を付与されています。

  井上理事・副学長の専門分野は神経薬理学で,生理・薬理学の分野において不明であったATP受容体の生理機能を解明し,またグリア細胞における役割を明確にしたこと,特に神経障害性疼痛発症メカニズムとして脊髄ミクログリアの活性化とそこに発現するATP受容体の寄与を証明したことが特筆すべき功績として評価されたものです。