世界の昆虫と会える「キッズミュージアムバス」を運行しています!
2013.06.18
トピックス
本学大学院芸術工学府プロジェクトチームおよび総合研究博物館は,西日本鉄道株式会社(以下,「西鉄」)と協力し,平成25年6月6日(木)から9月5日(木)までの3ヶ月間,「キッズミュージアムバス」を運行しています。本企画は,日常の生活の中で身近に博物館の所蔵品に触れてもらうことをコンセプトとした試みで,昨年7月から本年2月末まで実施した「ミュージアムバス」の内容をさらに展開し,子どもたちに博物館の楽しさを知ってもらうため,西鉄の市内路線バス車内に,本学総合研究博物館所蔵の昆虫約20種類の写真や解説を展示しています。 今回の取組は,初期段階から子どもたちの意見を取り入れながら進めたもので,昆虫や自然に対する興味を聞き,模型による意見交換や実車実験を通じて,子どもたちの視点に立った楽しさやわかりやすさなどを総合的に検討しました。バス車内の座席の背もたれカバーには昆虫の写真がプリントされ,座席背面には昆虫の生態等を解説するステッカーが貼られています。また,窓上部のポスタースペースには樹木をモチーフにしたグラフィックデザインにより自然の空間を演出し,さらに,子どもたちが自由に持ち帰ることができる昆虫のステッカーシートを設置しました。 運行初日のバス車内では,小学生の親子が昆虫に関して会話する姿なども見られ,バスが単なる移動手段を超えた空間となったようでした。 なお,総合研究博物館において,今回の「キッズミュージアムバス」で紹介している昆虫の実物標本を展示している「キッズミュージアムバス昆虫展」も開催中で,こちらも好評を得ています。
・キッズミュージアムバスについて(運行経路,時刻の詳細はこちら)
※プレスリリース(PDF)が開きます。
・キッズミュージアムバス昆虫展について
【写真】 (上)バス車内の様子 (中)窓上部のポスタースペースには自然の空間を演出 (下)座席背面に貼られた昆虫の生態等について解説するステッカー
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