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「名島艇庫」落成式を開催

2013.05.02
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   平成25年4月20日(土),福岡市東区名島において,新築された本学ボート部の「名島艇庫」の落成式が挙行されました。

 式には,寄附者である阿部哲哉氏をはじめ,本学ボート部OB,福岡県・福岡市ボート協会会長,他大学ボート部関係者等が参加され,また,本学からは有川総長,丸野理事をはじめとする関係者が参加し,厳かに落成式が執り行われました。

 阿部氏は,昭和48年に本学医学部を卒業後,現在,医療法人阿部クリニック理事長の職にあって,腎臓病・透析治療の専門家として医療に従事されておられる方で,本学在学中はボート部に所属し,卒業後もボート部後援会「名島会」の会長として,これまでもボート部に多大なる支援を続けてこられました。この新しい「名島艇庫」は,阿部氏の格別のご高配により,私財を投じて,老朽化した旧ボート部艇庫に替わる新たな艇庫を建設し,それを大学に寄附いただいたことにより実現したものです。

 新しい「名島艇庫」は鉄骨造の地上2階建て,延べ床面積約401.51㎡で,グレーを基調とした落ち着いた外観になっています。内装は,1階がボート艇庫,2階が部員の居室となっており,1階にはボート収納のみならずトレーニングやメンテナンス機器を収納できる造りとなっています。また,2階の居室は男女別にそれぞれ,寝室・トイレ・シャワー室等を完備するとともに,共有スペースはオープンキッチンを備えた明るい空間となっています。

 落成式の後,名島艇庫の一角で記念植樹が行われ,有川総長と寄附者である阿部哲哉氏が,関係者が見守る中,植樹を行いました。阿部氏は,「私は,ボート部での活動の中で『人のつながり』,『人の絆』の大切さを学ぶことができました。今回の寄附は,私にとっては恩返しです。」と挨拶されました。

 半世紀以上の歴史を誇るボート部は,全日本選手権男子舵手付きフォア3位, 朝日レガッタ優勝など輝かしい実績を刻んでおり,平成24年に開催された全日本大学選手権男子舵手なしペアでも6位入賞を果たすなど,新艇庫建設を追い風にして今後の活躍が期待されます。
 なお,落成式の後にはホテルセントラーザ博多において祝賀会が催され,この機会に集まったOB,OG等の方々が新艇庫の完成を祝うとともに,旧交を温めました。
 
【写真】

(上)完成した新艇庫

(中)阿部様による記念植樹の様子

(下)落成祝賀会の様子