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佐々木裕之主幹教授、堀田善治主幹教授が紫綬褒章を受章

2015.11.05
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 佐々木 裕之(ささき ひろゆき)副学長,生体防御医学研究所長,生体防御医学研究所教授,堀田 善治(ほりた ぜんじ)大学院工学研究院教授のお二人が,平成27年秋の紫綬褒章を受章しました。

 佐々木教授は,九州大学大学院医学系研究科博士課程を修了後,本学遺伝情報実験施設助手,英国AFRC動物生理学遺伝学研究所及びケンブリッジ大学ウェルカム/CRC研究所への留学(海外リサーチフェロー)を経て,九州大学遺伝情報実験施設助教授,国立遺伝学研究所総合遺伝研究系教授,同研究所総合遺伝研究系研究主幹となり,平成22年1月に九州大学生体防御医学研究所教授に就任しました。
 また,平成22年5月には主幹教授の称号を付与され,同24年4月に本学生体防御医学研究所長,同26年10月に本学副学長に就任しています。
 佐々木教授は,分子生物学,遺伝学の分野において,生殖細胞のゲノムインプリンティング現象や,遺伝子発現制御における,DNAメチル化と小分子RNAの重要性を発見する等,哺乳類のエピジェネティクスの制御機構の解明において,パイオニア的な業績を挙げたことが評価されました。

 堀田教授は,米国南カリフォルニア大学大学院材料科学科博士課程を修了後,同大学材料科学科研究員,九州大学工学部助手,本学工学部助教授を経て,平成13年4月に本学大学院工学研究院教授に昇任しました。
 また,平成21年5月には主幹教授の称号を付与され,同22年12月に本学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)WPI主任研究者,同27年4月に本学巨大ひずみマテリアル国際研究センター長に就任しています。
 堀田教授は,材料組織解析およびその制御の分野において,透過型電子顕微鏡,特に分析電子顕微鏡において精度の高い簡便な定量分析法の確立と微小領域定量組成分析法への応用,ならびに巨大ひずみ付与による新規組織制御法の開発に著しい業績を挙げたことが評価されました。



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(上)佐々木裕之主幹教授
(下)堀田善治主幹教授