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九州大学リサーチ・アドミニストレーターシンポジウムを開催

2012.12.10
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 平成24年11月29日(木),リサーチ・アドミニストレーター(URA)に関する取組を学内外で公表・共有し,本学及び我が国におけるリサーチ・アドミニストレーション・システムの定着と普及を図るため,伊都キャンパスの稲盛財団記念館において「九州大学リサーチ・アドミニストレーターシンポジウム」を開催し,URAシステムの整備を行っている大学の副学長,リサーチ・アドミニストレーター,科学技術イノベーション政策に関する研究者,研究支援に関する企業関係者など86名が参加しました。
 同シンポジウムでは,有川総長の挨拶,工藤文部科学省大学技術移転推進室長の国の取組に関する報告の後,藤木理事が九州大学のURAの取組を報告するとともに,田中京都大学学術研究支援室長,渡辺名古屋大学リサーチ・アドミニストレーション室副室長,堤山口大学研究推進機構産学公連携センター長,影山九州工業大学リサーチ・アドミニストレーション・センター副センター長からそれぞれの大学における取組の現状が報告されました。また,Iris Wieczorek株式会社IRIS科学・技術経営研究所代表取締役社長からドイツにおける取組についての報告がありました。さらに,山田工学研究院長をコーディネーターとして,「日本版URAに期待される役割とは」をテーマにパネルディスカッションが行われ,本学の前田シニアURA,三和URAがパネラーとして参加し,自らの抱負等を語りました。最後に安浦理事から同シンポジウムの総括と新たな職種であるURAに対する期待が述べられ,盛況のうちに終了しました。


【写真】
(上)有川総長による挨拶
(下)パネルディスカッションの様子