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MJIIT-JUC合同シンポジウムで九大生が最優秀学生論文賞を受賞

2012.11.26
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 平成24年年11月21日(水)からの3日間,マレーシアの首都クアラルンプールにおいてMJIIT-JUC合同シンポジウムが開催され,九州大学客員教授でもある福田応夫教授をはじめMJIIT(マレーシア日本国際工科院)のスタッフや関係者のご助力により盛会のうちに終わりました。
 本シンポジウムは,MJIITと,MJIITを支援するJUC(全24大学で構成される日本側大学コンソーシアムで本学も参加)が共同開催したもので,参加大学の大学院生を中心とした若手研究者が一堂に会し,日頃の研究成果を発表することにより,知見の共有や相互交流が行われました。
 本学からは,工学府機械工学専攻の大学院生を中心として14名が参加し,基調講演では,工学研究院の杉村丈一教授が講演を行い,会場からは盛んに質問がなされました。
 最終日の11月23日(金)には,このシンポジウムに提出された100本近い研究論文の中から2件の最優秀学生論文賞が発表され,本学の修士課程1年,江波 翔さんが見事その栄冠を獲得しました。江波さんは,「まさか自分がこのような栄誉をいただけるとは思っておらず,緊張の中で行った研究発表が評価され率直にうれしい。マレーシアは初めて訪問した国であったが,英語を通して様々な人たちとコミュニケーションがとれることの素晴らしさを実感できた。」と受賞後の感想を語ってくれました。
MJIITは,マレーシアのみならず日本を含めた諸外国からの留学生受入れや学生の海外派遣も視野に入れた体制整備を進めており,本学は今後も支援を継続していきます。

 

九州大学におけるMJIIT支援の概要:

http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/cooperation/maju.htm

 

【写真】

(上)受賞直後の江波さん(中央),杉村教授(中央右),福田教授(右)
(中)杉村教授による基調講演(11月22日)
(下)シンポジウム参加者の集合写真