第5回グローバル大学サミットに参加
2012.05.11
トピックス
教育研究の国際化が進む中で,国際化に関する多くの競争的資金の獲得やプロジェクトの推進が求められています。平成24年4月29日~5月2日,アメリカ・シカゴ市を会場に,「グローバル社会における刷新を駆動する能力の開発(Developing Talent to Drive Innovation in a Global Society)」をテーマに,第5回グローバル大学サミットが開催され,31ヵ国から大学,駐シカゴ外国公館,研究機関・企業等の計120大学・機関が出席し,本学からは,安浦理事・副学長,大村国際部長が参加しました。 この会議は,2008年G8洞爺湖サミットの際,札幌で開催されて以降,これまでイタリア,カナダ,フランスで,G8サミットに先立って開催されており,今回が第5回目となります。イリノイ大学アーバナ・シャンペン校がホストとなり,オバマ・アメリカ大統領の出身地であるシカゴでの開催となり,5月にキャンプ・デービッドで開催されるG8サミットに対する提言がまとめられました。 提言においては,大学への公財政支出を優先させることや,社会の刷新に果たす大学の重要な役割を認識して上で,国際的なネットワークや交流プログラムの開発支援を行い,大学への公財政支出を優先させることや,持続可能な高等教育と革新的な教育・研究・社会貢献のための新たな経営モデル開発のための民間との連携協力の促進すること,さらには,大学の自治を尊重した上で,革新的で持続可能な技術と政策を開発・実施するための大学との緊密なパートナーシップなどを求めています。 欧米先進国の大学は,InternationalizationとGlobalizationを新しい大学の方向性として強力に打ち出しており,世界の大学の動きを見据えながら,本学の国際化が今後ますます重要なものとなってきています。
・第5回グローバル大学サミットのWebサイト (会議の議事次第) ・今回まとめられた提言はこちらからご覧いただけます。
(上)会場となったシカゴ大学協会ホール (中)提言に署名する安浦九大理事・副学長 (下)シカゴ大学の26名のノーベル賞受賞者の肖像が並んだ会場ロビー
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