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「九州大学百年の宝物」展 開会式を開催

2011.11.17
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 平成23年11月14日(月),本学が所蔵する学術標本・資料約740万点の中から逸品を集めた「九州大学百年の宝物」展の開会式が,九州国立博物館で行われました。

 

 九州大学創立百周年を記念して,平成23年11月15日(火)から12月18日(日)まで開催される本展では,博多にゆかりの深い仙厓和尚の書画,江戸時代の鉱山職人の秘伝の書,絶滅危惧種ヒクイドリやライオンの骨格標本,巨大なアンモナイトの化石など約1,500点が公開されます。これらは,多くの学問分野において本学の研究活動に寄与してきた貴重な品々です。
 
 開会式は,三輪 嘉六 九州国立博物館長,有川 節夫 九州大学総長,竹田 仰 九州大学総合研究博物館長など学内外の関係者が出席して行われました。有川総長は,挨拶の中で「様々な学問分野における数多くの学術標本・資料を通じて,多くの方々に大学の研究活動の歴史を知っていただきたい。展示物は単に過去の遺物ではなく,今後の学問研究の発展への礎でもあり,未来へ通ずるものである。」と述べました。また,三輪九州国立博物館長からは,九州大学創立百周年の節目に本展を開催することへの祝意が表されました。

 

 開会式終了後には内覧会が行われ,参加者は,1階ホールでは多種多様な化石,鉱物,昆虫類,古人骨,動物の骨格標本など,また,4階展示室では江戸時代の百科事典や医学・科学技術書などの和書,世界人物図鑑や外国人によって描かれた日本地図などの図画に見入り,岩永省三九州大学総合研究博物館副館長等による解説に熱心に耳を傾けていました。

 

 なお,本展会期中には1階エントランスで「写真で見る『九大百年』展」も開催されており,本学の100年の歩みと魅力を紹介しています。

 

 本展の詳細については,こちらの九州国立博物館Webサイトをご覧ください。

 

【写真】
(上)右より,三輪九州国立博物館長,有川九州大学総長,竹田九州大学総合研究博物館長

(中)1階ホールに並ぶ昆虫標本
(下)4階展示室に展示の江戸時代の和書