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はやぶさ試料の分析結果に関する報道について

2011.08.29
トピックス

 2011年8月(日本時間26日午前3時)、米国「サイエンス」誌に「はやぶさ」探査機の持ち帰った小惑星「イトカワ」由来試料の初期分析結果が掲載されました(Science vol. 333, issue 6046)。

 九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門所属の岡崎隆司助教北島富美雄助教奈良岡浩教授「はやぶさ」初期分析チーム(HASPET)のメンバーとして、「はやぶさ」試料の分析に携わり、とくに岡崎助教は「はやぶさ試料」キュレーション作業に2008年より携わり、微粒子をハンドリング・同定する困難な仕事にも参加してきました。九州大学の微小領域化学分析システムも研究成果に大きく貢献しました。

 岡崎助教は希ガス同位体分析(Science に掲載(東大・長尾教授らとの共著))、北島助教は高分子有機物質分析、奈良岡教授(および薬学研究院、浜瀬健司准教授)は有機化合物分析(Geochemical Journal に投稿中)、を行いました。

これらの研究は九州大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連携協力協定のもとに行われました。

 

詳しくは理学研究院Webサイトをご覧ください。