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九大百年開学式を挙行

2011.05.15
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 平成23年5月13日(金),学内関係者約120名が出席し,伊都キャンパスの稲盛財団記念館において,九大百年開学式が開催されました
 開学式では,まず有川総長が,大学の将来像について,「知の新世紀を拓くをコンセプトに新たな百年を見据えながら,自立的に改革を続け,常に未来の課題に挑戦する活力に満ちた最高水準の教育研究拠点となることを基本理念とし,これからの百年の発展を築いていきます」との挨拶を述べました。
 続いて,本学学生から応募があったチャレンジ精神,起業家精神に富んだ研究・実践プロジェクトのうち,特に優秀なプロジェクトを表彰するC&C(チャレンジ・アンド・クリエイション)プロジェクト総長賞表彰があり,大学院システム情報科学府修士2年の木村一郎さんに総長賞が与えられ,木村さんから研究成果の発表がありました。
 また,本学の創立百周年を記念し,芸術工学研究院の中村滋延教授の作曲による「九大百年式典序曲」の受贈が行われ,中村先生から「近い将来ぜひこの九大百年式典序曲が学生の耳に届くことを祈念します」との挨拶があり,目録が中村教授から有川総長に贈呈されました。
 式終了後は,同キャンパス,センターゾーンで山川健次郎初代総長胸像設置式が行われました。この胸像は本学の創立百周年にあたり,山川初代総長ご出身の会津若松市から寄贈いただいたものです。
 胸像の台座には「修養が広くなければ,完全な士と云う可からず」という当時の九大生に対する山川初代総長の訓示が記されています。
 なお,本学は,平成24年5月に学内外の関係者による創立百周年記念式典等を予定しています。

 

総長挨拶はこちら

 

【写真】

(上)総長挨拶の様子

(中)伊都キャンパスに設置された山川健次郎初代総長胸像

(下)今回の胸像建立を機会に山川初代総長について、広く知っていただき、九州大学創立の原点、その建学の精神を共有するために刊行された冊子。今後内外の九大関係者に広く配布する予定。