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ライブラリーサイエンス専攻第1期生が入学

2011.04.11
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 平茂23年4月,大学院統合新領域学府の三番目の専攻として「ライブラリーサイエンス専攻」が開設されました。
 「ライブラリーサイエンス専攻」は,情報通信技術が急速に発展し,人々が多くの情報に触れている現代社会で,情報を適切に管理・提供することができる専門家育成のため設立されました。同専攻においては,ユーザーの視点に立った情報の管理と提供を確保し,同時に知の創造と継承を支える新たな場を「ライブラリー」と定義しています。文系・理系の枠を超えて,多用な学問領域から「ライブラリー」にアプローチ,研究することで,図書館,文書館はもちろん,広く情報の管理と活用に関わる場全般において,社会の変化に対応しながら実践的な活動を展開できる,高度な専門知識と実践志向性にあふれた人材を養成することを目指しています。
 特に情報管理活用をも視野に入れて再定義すること,また著作文献と文書記録という従来区別されていた資料類型を統合して取り扱うなど,新しい発想にもとづくこのような専攻は日本でも初めてで,関係学界,業界から熱望されていたものです。
 平成23年4月8日(金)には入学式が行われ,入学式後のオリエンテーションでは,専攻長の岡崎敦教授が「最先端の分野に飛び込んだ皆さんには,独自のやり方で新しい領域,テーマを切り開いて欲しい。」と語り,9名の新入生は第1期生としてのスタートをきりました。

 

統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻のパンフレット
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