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Q-conference2010(Q-Links活動報告会)開催!!

2011.02.25
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  九州地域大学教育改善FD・SDネットワーク(Q-Links/事務局 九州大学)は平成23年2月19日(土),西南学院大学において,活動報告会「Q-conference2010」を開催しました。Q-Linksは,平成21年10月に福岡市内の国公私立6大学で発足し,現在,その賛同校(加盟校)は九州・沖縄地域の約30大学に広がっています。本イベントは,Q-Linksのメンバーシップが一堂に集まり,交流を深めるものです。北は福島県から南は沖縄県まで200名の参加者が集い,約一年半の活動をふりかえるとともに次年度への展望が示されました。
 Q-conference2010は,「Q-Linksで会いましょう。」をテーマに掲げ,「ポスターセッション」,「『Q-Lab第一回CD(カリキュラム開発)プロジェクト』報告会」,「企画セッション」の三つのセッションを柱に開催されました。ポスターセッションでは,Q-Links内から14大学,1短期大学,1賛同者(個人会員),2コンソーシアムによる31パネルの発表があり,教員,職員,学生が熱心に意見を交換しました。その内容は体験学習,医療・看護教育,学生支援,キャリア教育,評価,FD・SD等,様々でした。ポスターセッションの合間には,Q-Linksが昨年の秋から開始した教員と職員が共にカリキュラムについて学びあう「Q-Lab第一回CDプロジェクト」の報告がありました。報告では,当日の映像をもとにプロジェクトの意義や方法について説明があり,プロジェクトの参加者から感想等が述べられました。企画セッションは,「人が学ぶ,組織が育つ~明日の教職協働を考える~」というテーマで行われました。明治大学 芦沢真五特任教授の進行のもと,「国際広報はどの部署の仕事?」,「授業評価は誰のためのものか?」という二つのケースを手がかりに,教職協働の前提と課題について意見交換がなされました。閉会式では,丸野俊一九州大学理事・副学長が「学生がいきいきとするような教育環境を作るために,教員も職員も学び続けなければならない」と締めくくられました。

 

活動の詳細については,Q-Linksウェブサイトをご覧ください。

 

【写真】
1.ポスターセッションの様子
2.「Q-Lab第一回CD(カリキュラム開発)プロジェクト」報告会の様子