病院新外来診療棟の開院記念式典等を挙行
2009.09.24
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九州大学病院の新外来診療棟が完成し,平成21年9月11日(金)に開院記念式典等が挙行されました。 医学部百年講堂で行われた開院記念式典は,来賓の西阪 昇 文部科学省大臣官房文教施設企画部長,平田輝昭福岡県保健医療介護部長,梶山千里前総長はじめ国会議員の方々や医療関係者など学内外の関係者約250名が出席し,久保千春病院長が「新外来診療棟は,明るく広々とした空間と患者さん目線の使いやすい施設となるようにしました。西日本地域の中核病院として,またアジアの玄関口として,高度先進医療を担うとともに,患者さんに満足され,医療人も満足する医療を提供していきたい」と挨拶を行いました。 引き続き新外来診療棟の玄関前では,新たに設置した「九州大学病院」の院銘サインの除幕式が行われ,院銘サインを揮毛した書家の柿沼康二氏から,「患者さんに優しい病院を意識し,精一杯書かせていただいた」と挨拶がありました。 続いて行われた新外来診療棟1階ロビーの壁画披露式では,原画を描いた故西島伊三雄氏のご長男である西島雅幸氏(株式会社アトリエ童画代表取締役社長)から壁画の解説をいただきました。 新外来診療棟は9月28日(月)に開院し,西日本地域の中核病院,そして地域とのより密接な連携体制を構築するための新たな窓口としての役割を果たしていきます。
【新外来診療棟の概要】
地上5階,地下1階建。 1階には初診受付,外来・入退院受付,入院・検査説明,支払窓口,院外処方箋受付等のサービス機能を集約しています。 各階フロアには「ブロック受付」「ブロック待合」を導入し,医療安全の向上とともに待ち時間の短縮を図ります。 4階に「再生歯科・インプラントセンター」を新たに設けた他,地下1階の「核医学・PETセンター」は最新のPET-CT2台,SPECT-CT4台を備えた,国内有数の検査・診療施設です。
【写真】
(上)新外来診療棟1階玄関前で行われたテープカット。
(中)院銘サインを揮毛した柿沼康二さんによる挨拶風景。
(下)新外来診療棟1階ロビーで行われた壁画披露式。
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