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過去をたずね,今を見つめ,明日をひらく!

2009.09.24
トピックス
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 平成21年9月19日(土),箱崎キャンパス旧工学部本館及び21世紀交流プラザⅠにおいて,九州大学法文学部創設85周年および文学部創設60周年を記念して,文学部・文学部同窓会共催のもとイベントが開催されました。今回のイベントは,文学部の輝かしい歴史と伝統を振り返り,人文学の本質を再認識するとともに,21世紀の現代社会における文学部の存在意義を社会に発信するため,「過去をたずね,今を見つめ,明日をひらく」をキーワードに企画されました。
 当日は,平原奈央子さん(西日本新聞社勤務 九州大学文学部朝鮮史学卒)による記念講演会が開かれ,およそ100名もの参加者がありました。平原さんは,「いつもそこに,切羽-学ぶ・新聞を書く」をテーマに,ご自分の学生時代から現在に至るまでの経緯を話され,“切羽”を使い,何事においても疑問を持ち掘り下げていくこと,いろんなものに接して考える努力の大切さなどを語られました。
 その他,文学部学生・院生有志によるパネル発表,吉川幸作 画『九州大学風景画作品集』原画展示や箱崎九大記憶保存会制作DVD「ありがとう,そしてさようなら六本松」上映,旧法文学部関連施設見学会などが行われ,来場した卒業生や元教職員,地域住民の方々は,人文学に親しみ,その奥深さを再認識されていました。

 

【写真】
(上)記念講演を行う平原奈央子さん。
(中)国語学・国文学研究室 院生による発表風景。
(下)旧法文学部の建物見学の様子。

 

(広報室)