ＪＡＸＡと連携協力協定を締結

   平成２１年８月２０日（木），事務局第一会議室において，本学と独立行政法人宇宙航空研究開発機構（以下ＪＡＸＡ）は，研究開発，教育・人材などに係る相互協力が可能なすべての分野において連携・協力を効果的に実施することを目的として連携協力協定を締結し，調印式を行いました。
　本学とＪＡＸＡは，これまで多くの研究協力を実施し成果をあげてきましたが，連携協力協定の締結により，従来から行われている連携協力をさらに円滑に進めるとともに，連携協力の体制を強化し，双方が協力して宇宙航空プロジェクトおよび将来計画に対応した研究を立ち上げることを予定しています。具体的には，「宇宙理学」，「宇宙工学」，「航空技術」の３分野において連携協力研究テーマを設定し，共同研究の実施，連携大学院講座による研究と教育，双方の設備を利用した研究，インターンシップ制度による人材育成等の推進を計画しています。また，この3分野に限らず宇宙医学など他の分野にも連携を広げていくこととしています。
　調印式では，有川節夫総長とJAXA立川敬二理事長が協定書にサインし，それぞれ連携協力協定の期待を述べました。また、工学研究院航空宇宙工学の麻生茂教授から今回の協定締結に向けた若田宇宙飛行士からのメッセージ紹介がありました。（メッセージ全文）
　調印式の後，ＪＡＸＡ関係者の方々による理学部と工学部の関連施設の視察が行われました。

　プレスリリースはこちら。

【写真】
（上）調印式の様子。
（中）記念撮影。
（下）宙空環境研究センターを視察するJAXA立川理事。

（広報室）