Topics トピックス

第4回先端融合医療レドックスナビ研究フォーラムを開催

2009.02.10
トピックス
Image
Image
 平成21年1月28日(水)、都内の虎ノ門パストラルホテルにおいて、先端融合医療レドックスナビ研究拠点による「第4回九州大学先端融合医療レドックスナビ研究フォーラム」を開催しました。

 先端融合医療レドックスナビ研究拠点は、平成19年度文部科学省科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」事業の採択を受け、生体現象のセントラルドグマ的な原理(中心原理)とも言えるレドックス(酸化・還元)反応を共通の基盤とする病態分析、早期診断・治療、創薬研究(「視る」、「操る」、「治療する」)を一貫して推進することを目的として研究活動を行っています。また同拠点は、我が国における産学協働イノベーション創出のモデルとして、大学・企業協働による新しい形での社会貢献に繋がる研究拠点となることをも目指しています。
 これまでも数回フォーラムを開催しましたが、今回は「融合」研究により得られた成果の発表を中心とした内容で開催しました。

 フォーラムでは、研究拠点の総括責任者である有川節夫総長、来賓の岩瀬公一文部科学省科学技術・学術総括官の挨拶の後、研究拠点長である内海英雄副学長(薬学研究院教授)、協働機関を代表して中島 透氏(田辺三菱製薬株式会社執行役員)から研究活動報告があり、また、特別講演として、次の講演が行われました。

○産学連携研究における知的財産戦略
 秋元 浩氏(九州大学特任教授、日本製薬工業協会知的財産顧問)

○生命科学研究の成果を医療へ
 笹月健彦氏(九州大学名誉教授、国立国際医療センター名誉総長)

 その他会場では、各研究グループによるポスターセッション、研究発表や意見交換が行われ、フォーラムは盛会のうちに終了しました。 

【写真】
 特別講演者の 秋元 浩 氏(上)、笹月 健彦 氏(下)