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農業に関するお悩み相談会を開催

2008.09.24
トピックス
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 平成20年9月18日(木),伊都キャンパスのビッグオレンジ(新キャンパス情報発信拠点)で農学研究院の糸島現代GP実施メンバーが企画した地元農家を対象としたワークショップ「農業のお悩み, ドーンと受け止めます2!」が開催されました。
 このワークショップは,平成19年2月に第1回を開催しましたが,その際のお悩みを受けた形で,今回は糸島現代GP実施メンバーと協力教員とが,地元農家の農業上の悩みを聞き,ともに解決策を探る試みとして第2回目の開催となったもので,地元農家や行政関係者,JA職員など50名が参加しました。

 ワークショップは,主催者を代表して中司 敬糸島現代GP実施責任者(大学院農学研究院教授・農学部附属農場長)が挨拶し,小講演として「施設園芸の先進地に学ぶ(尾崎 行生大学院農学研究院准教授)」,「減農薬はどこまで可能か?(高木 正見大学院農学研究院教授)」,「堆肥化技術について(金澤 晋二郎大学院農学研究院特任教授)」の3つの講演があり,休憩を挟んでグループディスカッション「もっと聞きたい!もっと話したい!農業のこと」が行われました。

 グループディスカッションは,3人の講師の小講演のテーマ毎にグループを分けて行われ,金澤特任教授のグループでは堆肥の高温発酵化の方法,高木教授のグループではお米の品質保証マークである「Fマーク」の導入や普及方法,尾崎准教授の研究グループでは夏場に発生する病原菌の対処方法についての質問,回答など活発な意見交換の後,今後の取り組みについても話し合いました。

 大学院農学研究院では,平成18年10月に地元からの技術支援要請などの相談窓口として伊都キャンパスのウエスト2号館641号室に分室を設置しています。糸島現代GPでは,ワークショップを今後も継続して実施し,地元の人たちのニーズを把握して地域貢献に取り組むとともに,地域資源を活用させてもらう学生教育にも取り組む「相互貢献」の実現を目指しています。


大学院農学研究院伊都分室
  電話/FAX:092-802-4700

【写真】
 活発な意見交換があったグループディスカッションの模様(上から金澤特任教授,高木教授,尾崎准教授の各グループ)