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福岡銀行連携講義シンポジウム開催

2008.08.11
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   平成20年8月6日(水)九州大学知的財産本部は、株式会社福岡銀行との共催により、福岡銀行連携講義「九州大学 研究・技術経営論」キックオフシンポジウムを福岡銀行本店ビルで開催し、本学学生、地元企業の経営者や技術開発責任者、官公庁の中小企業・ベンチャー支援担当者等、産・学・官より約160名が参加しました。

 

 シンポジウムでは株式会社東芝顧問、前執行役専務・最高技術責任者の東 実氏が、競争力のある研究者・技術者に求められる資質について、早稲田大学ビジネススクール教授(日本ベンチャー学会会長)の松田 修一氏が、日本経済における起業力向上に向けた「教育」・「風土、意識改革」・「制度インフラ」の改革について、基調講演を行いました。また、後半には、「理系の人材教育、研究の現状とあり方について」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

 

 プログラム終了後には、学生を中心にとした参加者が直接講演者に対し、積極的に質問する姿が見受けられ、「経営・技術経営」への関心の高さが感じられました。
 
 なお、福岡銀行連携講義の「研究・技術経営論」は、いわゆる技術マネジメント(MOT)の総合的・基礎的な講義として、大学内外から著名講師を招き、この10月から九州大学の理系大学院生、学部生を主な対象として開講する予定です。

 

キックオフシンポジウムの詳細については下記アドレスを参照ください。

http://imaq.kyushu-u.ac.jp/topics/detail.php?SRN=178

 

【写真】
(上)パネルディスカッションの様子
(下)会場の様子