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核融合の連携研究所が仏で式典

2008.06.10
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開所式で祝辞を述べた関係者
祝賀パーティにて(左から)伊藤教授、ジロープロバンス大学元副学長
 平成20年5月13日、プロバンス大学において「磁場核融合研究に関する国際連携研究所(LIA)の開所式典が行われました。平成19年10月22日に九州大学にて国際連携協定に調印しLIAを正式に発足させましたが、今回はプロバンス大学において式典を行い、オフィスの開所式もあわせて行いました。

 九州大学からは日本側の共同ディレクターである伊藤早苗教授と矢木雅敏教授が来賓として出席しました。式典では、プロバンス大学学長のカベルーニ教授の開会の挨拶に続いて、ブレシニアックCNRS総裁、池田ITER機構長、材料科学研究科長テヴァンド教授が祝辞を述べ、その後、日本側の代表として核融合科学研究所理論・データ解析研究系主幹の大藪教授(本島所長の代理)、伊藤早苗教授がそれぞれ祝辞を述べました。最後にフランス側の共同ディレクターのベンカダ教授が現在までのLIA活動の報告及び閉会の辞を述べました。この式典はプロバンス地方紙の記事として掲載されました。またフランスチャンネル3のプロバンス地方局ニュースとしても放映されました。ニュースでは、伊藤教授、ベンカダ教授のインタビューとともにコラージュドクトラルでプロバンス大学に留学中の西村君(伊藤研・ベンカダ研)と九州大学へ留学予定のムラグリアさん(ベンカダ研・矢木研)の2名がLIAの交換留学生として紹介されています。

 午後から祝賀パーティが開かれましたが、さすがフランス、国旗、校旗をかたどったケーキとシャンパンで乾杯しました。

【写真】
(上)開所式で祝辞を述べた(左から) ベンカダLIA共同ディレクター、カベルーニプロバンス大学学長、
   伊藤LIA共同ディレクター、ブレシニアックCNRS総裁、池田ITER機構長、テヴァンド材料科学研究科長

(下)祝賀パーティにて(左から)伊藤教授、ジロープロバンス大学元副学長