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キャンパスアジアプログラム最初の修了生が日中韓でダブルディグリーを取得

2015.03.31
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 平成27年3月25日(水),筑紫キャンパスの総合研究棟にて,総合理工学府の学位記授与式を挙行しました。今回は,ダブルディグリー(DD)を取得するコースプログラムであるエネルギー環境理工学グローバル人材育成のための大学院協働教育プログラム(エネルギー環境理工学部門修士課程)の最初の修了生が誕生し,20名が修了しました。修了生は,本学,釜山大学校,上海交通大学の3大学のうち2大学から同時に修士の学位(DD)を取得し,巣立っていきました。
 本コースは,文部科学省が実施する大学の世界展開力強化事業(キャンパスアジア中核拠点形成支援事業(キャンパスアジアプログラム))に基づき,半期の留学,2回のサマースクール出席,出身大学および留学先大学に同一の英語の修士論文を提出することにより,通常の修士修了に要する年限内(2年)で修士課程ダブルディグリー(DD)の取得が可能です。サマースクールは,2週間の講義・演習・実習を2回履修するもので,留学時に取得が必要である単位数も少なくないプログラムですが,20名のダブルディグリー生は見事やり遂げました。
 学位記授与式では,釜山大学校または上海交通大学に留学した本学のダブルディグリー生9名,本学に留学した上海交通大学のダブルディグリー生5名に,総合理工学府の中島英治学府長より学位記と修了証書を授与しました。本学のダブルディグリー生においては,釜山大学校や上海交通大学の学位記授与式にも出席し,学位記と修了証書を授与されました。
 本プログラムでは,引き続き2期生がダブルディグリーを取得・修了する予定です。今後は更に,プログラムのオープン化,新しい学位制度による国際連携大学院の設立など,日中韓大学コンソーシアムの拡大・展開を図っていきます。

【関連Webページ】
プレスリリース(平成27年3月19日)
エネルギー環境理工学グローバル人材育成のための大学院協働教育プログラム

【写真】
(上)学位記授与式後記念撮影
(中)釜山大学校の修了式で修了証書と学位記を授与されるダブルディグリー生
(下)上海交通大学の修了式に出席したダブルディグリー生