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カリフォルニアから遠隔講義

2007.10.04
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 グローバル化される世界の中で日本が繁栄するためには「国際的視野を持ち,社会を変革しリードする人材」の育成が必要。この観点から,米国シリコンバレーにある九州大学カリフォルニアオフィスからの遠隔講義「九大生よ,リーダーになろう・リーダーシップ論-起業家精神の勧め-」が,大学院生と学部生(高年次生)を対象に開講されました。

 平成19年10月2日(火)に行われた第1回は,情報基盤研究開発センター(箱崎)の梶山千里総長と,カリフォルニアオフィスの松尾正人所長が語り合うのを,箱崎と伊都の両キャンパスで学生が画面を見て受講するという形式で行われました。

 梶山総長と松尾所長は自身の海外留学や生活経験から,自分の考えを持つことや若いうちに多くの経験を積むことの大切さ(梶山),若いときに外国に出て「英語力・国際基準の常識・関心と知識の多様性」を基本とする真の国際力を身につけるべきこと(松尾)などを語りかけました。講義の最後には二人と両キャンパスの学生との質疑応答も行われました。

 2回目以降は,米国で成功した起業家を中心とする日米の講師陣が,その成功に到った自己実現のプロセスや将来ビジョンについて語りかけます。

(写真上)学生に講義する梶山総長
(写真下)梶山総長と松尾所長の話に聞き入る学生たち