Topics トピックス

水素活性化酵素のモデル化に成功 (水素エネルギー研究開発へ応用)

2007.04.25
トピックス

 国立大学法人九州大学(総長 梶山千里)と独立行政法人科学技術振興機構(理事長 沖村憲樹)、独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長 岡﨑俊雄)は、共同で水素活性化酵素である[NiFe]ヒドロゲナーゼ(Ni = ニッケル、Fe = 鉄)の水素活性化状態のモデルとなる化合物の合成と、その構造解析に成功しました。この研究成果は、2007年4月26日 午後2時(米国東部時間)にScienceオンライン版にて公開され、2007年4月27日(米国東部時間)発行のScience誌に掲載されます。


 本研究は、JST戦略的創造研究推進事業ナノテクノロジー分野別バーチャルラボの研究領域「環境保全のためのナノ構造制御触媒と新材料の創製」と、文部科学省科学研究費補助金・特定領域研究460「均一・不均一系触媒化学の概念融合による協奏機能触媒の創成」(協奏機能触媒)の研究の一環として、九州大学の小江誠司(おごうせいじ)教授を中心としたグループが、大阪大学および兵庫県立大学と協同で行ったものです。

 

 詳しい研究成果の概要は,こちらのプレスリリース資料をご参照ください。