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伊都に最初の学生寄宿舎「ドミトリーⅠ」オープン[09/22]

2006.09.25
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ドミトリーⅠの玄関前でのテープカット 平成18年9月22日(金)、伊都キャンパスの学生寄宿舎「ドミトリーⅠ」のオープニングセレモニーが約百人の関係者が参列して催されました。

 玄関前でのテープカットの後、多目的ホールで行われた式典では、梶山総長が関係者に感謝の言葉を述べ、矢頭美世子(株)やずや社長の来賓挨拶に続き、運営事業者を代表して勝村元三菱商事(株)常務取締役の挨拶、小島九州大学施設部長の工事経過報告がありました。
 また、引き続き「ビッグどら」の食堂で催された祝賀会では、九州大学移転対策協議会の小川周一会長の発声で乾杯して、「ドミトリーⅠ」のオープンを祝いました。

 伊都キャンパス内に建つ学生寄宿舎「ドミトリーⅠ」は民間の資金とノウハウを利用するPFI方式で建てられました。各フロア28室の10階建て。2階から7階までが男子、8階がやずやフロアと名付けられた留学生用のフロアで、9階と10階が女子用のフロア。13平方メートルの部屋にはミニキッチン、ベッド、ユニットバス、机、本棚、エアコン、バルコニーが備わり、部屋賃は共益費込みで2万3千円です。

【梶山総長挨拶】
 九州大学は着々と伊都に移りつつあります。今年度で工学系の移転が終わり、六本松が計画どおり直接移転すれば、平成21年4月の伊都の人口は約1万人となり、九州大学の重心が伊都に移ることになります。
 私たちが伊都でやろうとしているのは、市民が大学に入ってきて日常的に利用できる、日本で最も都市型のキャンパスづくりです。その意味でも、小川会長、中村前会長をはじめとする移転対策協議会の皆様、そして地元の皆様には、ドミトリーⅠに入居する学生の受け入れや指導も含めて、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

 また、日本人学生と留学生が同居する寄宿舎をつくるという私どもの意図をご理解いただき、ご寄付いただいた矢頭社長様のお志に叶うような、留学生が日本人学生とコミュニケーションでき、九州大学で学んで良かったなと思って帰国できるような寄宿舎、キャンパスにしていきたいと思います。
 本日は多くの関係者の皆様にお集まりいただき、ありがとうございます。


(写真)
 ドミトリーⅠの玄関前でのテープカット
 (左から入居者代表の陳維英さん,柳原理事,有川理事,梶山総長,矢頭社長,山田理事)