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概要

九大広報Vol.100

大学でしかできない本気の野球。年間を通してどのような活動をしているか教えてください。原口:僕たちは今、「九州六大学野球連盟」に所属しており、4月に春季リーグ戦という公式戦があります。日本一を決める全日本野球選手権大会への出場をかけて、2カ月に亘るリーグ戦が行われます。行定:また、8月の中旬頃に七大戦があり、8月の終わりから10月の始めまで秋季リーグ戦があります。秋季リーグ戦で上位となったチームは明治神宮野球大会出場へ一歩近づきます。部員はほとんど経験者ですか。大藪:ほとんど経験者ですね。高校、大学と続けてやる人が多いです。中には僕たちのように小学校からやっている人もいます。大学でも続けようと思ったきっかけは何ですか。行定:大学でも野球を続けるか迷いましたが、あと少しで甲子園に行けなかった高校時代の無念を晴らそうと思い、入部を決めました。大藪:球場でしか味わえない雰囲気であったり、緊張感があったりしますが、勝ちにこだわった試合がしたくて、大学でも続けたいと思いました。硬式野球ならではの楽しさは。大藪:硬式野球は本気でやる人が多いです。リーグ戦で140㎞/hのボールをどんどん投げるピッチャーもいて、レベルが高いところで野球ができるのが一番楽しいですね。大学で野球をやっていて嬉しいと感じる瞬間は。大藪:やっぱり勝ったときですね。みんなで喜び合えるし、そこでチームの団結力も上がると思うので、そこが一番楽しいです。原口:同じく、強豪のチームに勝つときだと思います。野球推薦で入った学生もおらず、練習時間も限られているからこそ、勝ったときは本当に嬉しいです。どんな雰囲気のチームですか。行定:今のチームは自己主張が強い選手が多いので、私がまとめるというよりも一人一人が頑張っているという感じですね。大藪:とは言っても、キャプテン目線で個性の強い部員同士を上手くまとめあげてくれています。オリジナルの練習法はありますか。大藪:「百球ロンティー」と言って、トスバッティングの要領で5分間に100球を遠くに打つ練習をやっています。それを2、3セットずつ野手全員で行います。行定:そして5分間打ち終わると、▲得点が入り、沸き立つメンバーたち。春季リーグ戦にて。チームで戦うスポーツの代表とも言える野球。個人の血のにじむような日々の努力とチーム一丸となった鍛錬があってはじめて試合で勝つことができます。今回の「躍動」では、創部100周年を迎える硬式野球部の活動内容に迫ります。躍動10サークル紹介硬式野球部主将行定 健太さん教育学部3年副主将大藪 正暁さん法学部3年主務原口 凌さん理学部3年【取材協力】KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.1027KYUSHU