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16Kyushu University Campus Magazine_2010.7百年先、五十年先へ キャンパス・フレームワークプラン フレームワークプラン作成にあたっては、福岡市東区馬出周辺地区の福岡市のマスタープランにおける将来像、土地利用と交通との関係を重視しました。市営地下鉄や西鉄バス等の公共交通によるアクセスが容易であり、東側は福岡県庁、福岡県警本部などの公共施設が立地し、隣接地には住宅や民間業務施設等が立地しています。 九州、西日本、アジア、世界からの来学、来院のアクセスに配慮し、これまでの正門、東門、北門に加え、国道三号線側に西門を新設するとともに、キャンパス内には、研究、教育、医療などの活動を支援するためのリング状の幹線道路「循環ストリート」を通し、その周辺に駐車場を確保します。大学病院跡を駐車場とし、遠い将来に新病院が老朽化した時の建て替え用地として確保するとともに、各部局の展開するアカデミックゾーンでは、ブロックごとに建て替え可能な用地を確保します。また、市営地下鉄馬出九大病院前駅、JR吉塚駅に近い東門の歩行者動線を重視してアクセスルートを強化し、用地東側の博多箱崎線沿道の塀のかわりに、産学連携、福利厚生、看護師宿舎、レンタルオフィス、博物館等の社会連携機能の配置を検討します。さらに、通りの特徴に応じて潤いと安らぎの感じられる緑豊かな環境づくりに努めます。これからも学内外の知恵を結集し、今後検討を予定しているマスタープランや施設建設を通じて、社会的、経済的、環境的にも持続可能なキャンパスづくりを目指します。(次号で大橋地区フレームワークプランをご紹介します。)キャンパスのフレームワーク

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