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 平成25年11月14日(木)、糟屋郡粕屋町の農学部附属農場において、毎年恒例の収穫祭を開催しました。収穫祭は、その年の収穫を祝い、日頃から本学の教育、研究へのご理解、ご支援をいただいている地域の皆様に感謝の意を表すために開催しているもので、本年は、粕屋町の因清範町長をはじめとした地元関係者、移転先である伊都キャンパスの地元糸島市の関係者と、有川節夫総長をはじめとした本学教職員、学生合わせて約80名が参加しました。 開催にあたり、吉村淳農場長が「農場では伊都キャンパスへの移転に向けて様々なデザインを考えている。大学と農場が隣接するため、さらに発展しなければならない」と述べました。収穫祭では、各研究室の研究内容や研究成果がパネルで展示され、「ICT技術を活用した放牧管理システムの研究開発」や「九州産ハマタマボウキを活用した耐病性アスパラガスの育成」など9件について農場教職員、大学院生から説明があり、来場者は興味深げに耳を傾けていました。また、農場の各研究室で生産された米、野菜、鉢花、果物、ハム・ソーセージなどの農産物・畜産加工品が展示され、新しく開発され市場出荷が始まったブドウ新品種「BKシードレス」をはじめ、大分県久住町の高原農業実験実習場で生育した牛を使った「QBeef」、糸島産エコフィード豚のボンレスハムについても紹介されました。 農場産の食材をふんだんに使い、農場職員らが調理した料理が交流会場のテーブルに並べられ、参加者は旬の味覚に舌鼓を打ちつつ、交流を深めました。KYUDAI NEWS農学部附属農場で収穫祭を開催農場産の食材をふんだんに使った料理 平成25年11月23日(土)、「第5回QUウォーク」を開催し、地域の方々や今泉勝己理事・副学長をはじめとする本学関係者など約220名が、歴史と自然溢れる晩秋の糸島半島をめぐるウォーキングを楽しみました。 QUウォークは、本学教職員、卒業生、学生だけでなく、地域住民の方々と一緒に、ウォーキングを通して運動や健康の重要性を実感し、地域に開かれた伊都キャンパスを知っていただくことを目的に平成21年より毎年開催してきました。 5回目を迎える今回は、多くの方々のご要望に応えて糸島半島北東部を歩く企画で、集合場所である長垂海浜公園を9時過ぎに出発した参加者は、福岡市海づり公園、宮浦、二見ヶ浦、桜井神社を経由して、博多湾、玄界灘、そこに浮かぶ島々や対岸の福岡市などの眺望を楽しみながら、約23㎞先のゴールである伊都キャンパスを目指しました。 参加者は、概ね15時頃までに九大祭の開催でにぎわう伊都キャンパスに到着し、記念のFinisherタオルや協賛企業からの記念品を受け取りました。今回のQUウォークは1人の脱落者もなく、また1件の事故もなく無事に終了しました。「第5回QUウォーク」を開催長垂海浜公園を出発する様子完歩した参加者とFinisherタオル20  Kyushu University Campus Magazine_2014.1

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