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KYUDAI本学学生による報告 平成25年12月8日(日)、アクロス福岡3階「こくさいひろば」(福岡市中央区)において、福岡県国際交流センターとの共催で日韓海峡圏カレッジ学生報告会を開催しました。 日韓海峡圏カレッジは、本学韓国研究センターが文部科学省特別採択事業として、韓国・釜山大学校とともに実施している共同教育事業です。報告会では、同年4月からの事前学習を経て、夏季2週間のプログラムに参加した学生が活動報告を行いました。 まず、本学学生による「キャンパス釜山」「キャンパス福岡」概要説明後、「日韓学生による福岡発アジアへのメッセージ」と題して両校の学生代表4名が個性豊かなプレゼンテーションを行いました。プログラムに参加して、単に「楽しかった」というだけではなく、それぞれが自分の「体験」を「経験」に変え、意義を見出し、概念化することができたようです。また、多くの人々の前で留学を含む将来像を発表することにより、それぞれが未来について明確な方向性を持つ良い機会となりました。本プログラムが一過性の交流プログラムに留まらず、学生の更なる成長を促すきっかけづくりとして役割を果たしていることを確認できました。 なお、加藤重治文部科学省国際統括官から、学生の報告に対する講評をいただき、本事業の成果を高く評価していただきました。大学と行政、地域社会が一体となってグローバル人材の育成に取り組んでいることを改めて実感する報告会となりました。日韓海峡圏カレッジ「キャンパス福岡・釜山」報告会を開催展示披露「デジタルアート」開所記念式 平成25年12月16日(月)、平成25年9月に産学官連携本部(旧 知的財産本部)が移転した百道浜地区(福岡市早良区)の「九州大学産学官連携イノベーションプラザ」の開所記念式及び祝賀会を、福岡タワー前の同プラザにおいて執り行いました。 科学技術振興機構や福岡市等学外の方々とともに有川節夫総長をはじめとする本学関係者及び同本部の職員等約70名が参加しての開所記念式を厳粛に挙行した後、館内に展示している研究作品「デジタルアート」が披露され、続く祝賀会では、関係者らが開所を祝いつつ歓談しました。 同プラザは、本学の産学官連携の対外的窓口である産学官連携本部が、今後、九州地域の大学・公的研究機関・自治体等との協働を強化していく活動の拠点となります。また、本学教員が産学共同研究に活用できるレンタルラボや、本学の研究成果を市民の皆様が自由に鑑賞できる常設展示場も併設されています。  本学の方針である「頼りにされる社会連携」の達成に向け、今後、同プラザが大きな役割を果たしていく予定です。九州大学産学官連携イノベーションプラザ 開所記念式を開催Kyushu University Campus Magazine_2014.1  21

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