ブックタイトル九大ガイドブック2014_15_02JP

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概要

九大ガイドブック2014_15_02JP

アトラス検出器先端素粒子物理研究センター素粒子物理学の国際的な研究・教育拠点として、2012年に先端素粒子物理研究センターを開設。LHC加速器実験への参加による素粒子物理の実験的研究、次世代加速実験の推進、素粒子物理の理論的研究を行っています。「たんぱく質Fbxw7の抑制」+「抗がん剤」の併用による新しいがん治療法(静止期追い出し療法)アトラス実験で検出したヒッグス粒子の候補■ 最先端素粒子物理研究により、ビッグサイエンスを推進生体防御医学研究所がんを完全に治療するためにはがん細胞の根源である「がん幹細胞」の撲滅が必要でしたが、これまではがん幹細胞が長期生存するメカニズムが明らかになっていなかったため効果的な治療法がありませんでした。本研究所は、「がん幹細胞」長期生存の鍵を握る物質がたんぱく質Fbxw7であることを発見。Fbxw7の機能を阻害することによって白血病をはじめとする多くのがんを根本的に治療する方法の確立に期待が高まっています。■ 「がん幹細胞」の撲滅による、新しいがん治療法M期G2期G0期(静止期)S期細胞周期 G1期静止期から追い出された白血病幹細胞よく効くFbxw7を抑制しc-Mycを蓄積させて静止期から追い出す静止期の白血病幹細胞効かない抗がん剤KYUSHU UNIVERSITY : DISCOVERY | 17