ブックタイトル九大ガイドブック2014_15_02JP

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概要

九大ガイドブック2014_15_02JP

常に未来の課題に挑戦する大学として九州大学は、1911年の創立以来一世紀以上もの間、我が国の基幹総合大学として、優れた教育と研究を礎に、広く世界で活躍する人材を輩出してきました。今、本学は、先人の築いた歴史を基盤としつつ、眼差しを未来に向けています。持続可能社会に向けて自然エネルギーを積極的に活用し、次世代エネルギー研究を実施する「実証キャンパス」である伊都キャンパスへの移転は順調に進み、2018年度までに完了する予定です。この未来型キャンパスを核として、教育、研究、診療などの活動において世界に躍進する九州大学になるように日々努めています。教育の観点からは、特に、2014年度より、全ての学生が「基幹教育」の中で「学び方を学び、考え方を学び」、専門分野の学びへと移る前に基礎的な力を醸成しています。また、研究の観点からは、多様な学問分野それぞれの特性を尊重しつつ、個々の自由闊達な研究活動を大事にするとともに、万物の根源となる基礎研究を支援し、新たな学問分野を育くみます。そして何より、未来を拓く若き研究者たちが希望を見出せる大学であり続けます。さらに、診療の観点からは、医歯薬系基礎研究の臨床への展開を積極的に推進しています。また、九州大学病院は西日本地域における中核病院として、高度先進医療をより一層推進し、アジアにも開かれた国際的な医療機関としての使命を果たしています。このように、本学は多様な活動において世界を牽引し、さらに飛躍していくことを目指しています。アジアを重視した知の世界的拠点大学として、多くの留学生を引き寄せ、また、日本を代表する基幹総合大学として、都市とともに栄え、市民の誇りと頼りになる大学として、発展し続けます。世紀を超え、大学を取り巻く国内外の環境は大きく変化してきています。その中で、本学は、さまざまな時代の要請に応えながらも、自らの理念や方向性を明確にしつつ歩を進めてきました。九州大学は、これからも常に未来の課題に挑戦する大学であり続けます。九州大学総長 久保 千春04 | KYUSHU UNIVERSITY : DISCOVERY