ブックタイトル九大ガイドブック2014_15_02JP

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概要

九大ガイドブック2014_15_02JP

自ら問いを立て、新たな知を創造する「基幹教育」九州大学の学士課程教育は、「基幹教育」と「専攻教育」から構成されています。基幹教育とは、専攻教育を学ぶ前にさまざまな選択肢と出会う機会をつくり幅広い知識や視野を育成するとともに、生涯にわたって自律的に学び続けるアクティブ・ラーナーとしての「学び方や考え方を学ぶ」ための姿勢と態度( 基幹)を育成するものです。それはつまり、自ら問いを立て、新たな知を創造・発見・解決していく学び方であり、考え方に他なりません。基幹教育院は大学教育の中での核となる基幹教育を担う責任母体です。基幹教育は、全学出動体制の基に、九州大学の全研究院からの教員の参画によって営まれます。基幹教育院に所属する教員は、カリキュラムの構成にあたり学部や学府との有機的連携を図り、強力な運営体制を築いていくためのマネージャー的役割を果たします。基幹教育院を核にして、大学の根幹である基幹教育に新たな視点から高い志と強い情熱を持って、国内外の様々な分野でリーダー的な役割を発揮する有能な人材育成に努めていきます。■ 質の高い基幹教育を実現させる「基幹教育院」 基幹教育院長 丸野俊一高度でより広い知識を習得する外国語で協働できる言語能力を習得し、国際性を身につけ、文化の多様性を理解します。言語文化科目文理にまたがる幅広いテーマと多様な授業形態により、個々の能力や自由な発想を引き出します。総合科目文系分野の基礎力を身につけるとともに、文系の諸学問の概説や研究方法論や研究対象論など幅広く学びます。文系ディシプリン科目理系分野の基礎力と専門的な研究の核となる能力を身につけるとともに、幅広く諸学問を学ぶための土台を築きます。理系ディシプリン科目対話を中心とするセミナーで問いの発見や気づきを重ね、学びの目標を明らかにします。基幹教育セミナー文系・理系の混成グループで討論しながら、問題解決へ向かって協働できる能力を養います。課題協学科目自ら考える思考能力を身につける健康と体力の維持、増進についての基本的理解と実践方法を習得し、スポーツを通して心身を磨きます。健康・スポーツ科目健全な心身を磨く2年生以上を対象として、知的好奇心を広げる科目、専門分野に有用な知識やスキルを修得するための科目を設定。教養を広げ、より深めていきます。高年次基幹教育科目より深いアクティブ・ラーナーへアクティブ・ラーナーとしての心構えや態度づくりを育成する基幹教育科目基幹教育カリキュラムの構成と目的履修期間修得単位数履修場所(キャンパス)カリキュラムの目的1年次2年次以降36単位12単位を目安として各学部で修得単位数を設定伊都キャンパス専攻教育を実施する各キャンパス大学生としての学びへの転換(受動的学習スタイルから能動的学習スタイルへ、知識重視から思考重視へ)を図る時期として、大学での学びの基礎となる態度の涵養と知識の習得学習や経験によって生じる学生の意識や意欲の変化を踏まえ、それぞれの専門を越えた視点や知識の学習を促すKYUSHU UNIVERSITY : D ISCOVERY | 09