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「災害後の農地復旧のための共助支援の手引き version. 2020年3月」を公開

公開日:2020.05.21

 

お知らせ

 2020年3月に「災害後の農地復旧のための共助支援の手引き ~ 福岡県の農業ボランティアコーディネーターの方々へ ~ version. 2020 年 3 月」を、本学芸術工学研究院環境デザイン部門朝廣和夫准教授の編集・執筆、福岡県農業協同組合中央会(JA 福岡中央会)の発行で公開しました。
 2019 年度に、災害時における農業ボランティア活動をコーディネートするための体制整備への支援を、農業ボランティア活動支援事業として福岡県が行うことになり、本学は福岡県農業協同組合中央会から委託され、受託研究として「災害後の農地復旧のための共助支援の手引き」のとりまとめを進めてきました。甚大な災害が発生した場合、農地などの復旧は営利目的とみなされ、地域の社会福祉協議会が派遣する災害ボランティア活動の対象外となっています。また、罹災認定を受け補助事業による農地復旧を行おうとする場合、相当な時間を要することがあることから、早急な復旧を求める農家の皆さんは、自力による復旧が必要な状況です。そのため、災害発生時に、国の災害復旧の対象とならない農地や水路の土砂の撤去については、農家の被災状況をはじめ圃場(ほじょう)やハウス等の位置など地域農業に熟知した JA 職員が中心となって農業ボランティアセンターを設置し、他団体と連携しながら復旧活動を展開していけるよう、本手引きを作成し、公開しました。JA 職員の方だけでなく、他の NPO や自治体職員の皆さんもご活用いただけます。

手引書のデータはQRコードからダウンロードが可能

研究者からひとこと:
 農業は、農産物だけでなく、被災された農家の健康、生活、食料、地域の自然環境の保全と多様な側面を有しています。厳しい時だからこそ、農業ボランティアの展開は、速やかな農村の復旧、復興を果たし、多様な人々の出会いは、持続的な地域づくりに貢献できるものと期待できます。福岡県とJAによる農業ボランティアの展開は、日本初と言えます。
 冊子は、本編、事例編、様式編の3部構成となっており、データは、QRコードよりダウンロード可能です。また、様式関連は、ワード、エクセル形式で公開しており、各ボランティアセンターにて自由に書き換えてご利用いただけます。冊子がご入用の方は、お問い合わせください。

お問い合わせ

芸術工学研究院環境デザイン部門
准教授 朝廣和夫
Mail:asahiro★design.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

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