Notices お知らせ

ChatGPT などの⼈⼯知能の講義・実習における活⽤について(第1報)

2023.06.12
お知らせ

このことについて、令和5年4月10日付けで、学生向け全学指針(第1報)を学内に周知したところですが、改めて、本学ホームページにおいてもお知らせいたします。

学⽣向け全学指針
                                     令和5年4⽉10⽇

 
ChatGPT などの⼈⼯知能の講義・実習における活⽤について(第1報)

対話式の⾔語モデルを採⽤した対話型AI 発達の⼀例として、
ChatGPT が話題となっています。
(知っていますか?使ったことがありますか?)

九州⼤学の教育においては、
■ChatGPT 等の使⽤は単純に禁⽌するのではなく、アクティブ・ラーナーを育成する基幹教育の理念や、学部・学府における価値創造⼈材を育成するという⽬的を踏まえ、それらの新しい技術を上⼿く活⽤して、⾃ら学び、新しい価値を創造する姿勢を育むことが望ましいと考えています。

しかし、その使い⽅には以下のような注意が必要です。
■授業におけるChatGPT 等の使⽤ルールをシラバスや担当教員に聞くなどしてしっかりと確認しましょう。
■ChatGPT 等が⽣成した⽂章をコピー&ペーストしたものをそのままレポート課題として提出すると、不正⾏為になることもあります(授業や実習等によってルールが異なります)。
なお、
〇⾃分で考えて⽂章にまとめるといったスキルが、今後ますます⼤切になります。
〇あらゆる情報に対して、それをただ鵜呑みにせず、批判的に考える姿勢(クリティカルシンキング)も⼤切です。
さらに、情報セキュリティーの観点から、
■ChatGPT やDeepL(無償版)に⼊⼒した情報が、第三者に閲覧可能であるリスクが指摘されています。したがって、機密情報、個⼈情報を⼊⼒しないようにしましょう。

この指針は今後の状況の推移に合わせて適宜変更されることもあります。

 

                                未来⼈材育成機構 副機構⻑
                                教育担当理事 園⽥佳巨