Topics トピックス

令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」及び「若手科学者賞」について

2022.04.14
トピックス

  科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする標記の賞を、本学教員7名が受賞いたしましたのでお知らせします。

 なお、本件については、文部科学省より令和4年4月8日付けで発表されております。
(参照:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00989.html

◆科学技術賞 【研究部門】

大戸 茂弘  薬学研究院 主幹教授
「分子時計を基軸にした時間創薬育薬研究」

研究者からひとこと:
 昼夜を分かたぬ研究を支えてくださった方々に心より感謝申し上げます。化合物と反応-時間-局在に着目したクロノケミカルバイオロジー技術を駆使した時間創薬育薬により、生体リズム診断・障害・操作を通して医療・健康の増進に貢献していきたいと思います。

田中 敬二  工学研究院 主幹教授
「高分子の機能化を指向した界面ナノ物性の研究」

研究者からひとこと:
 大変光栄に存じます。独自の方法論で高分子材料の局所物性を体系化した研究成果が評価され,今回の受賞に至りました。ご推薦頂きました本学の皆さま、また、研究を進めるにあたり心血を注いでくれた学生とスタッフにこの場を借りて感謝申し上げます。

【科学技術振興部門】

伊藤 一秀  総合理工学研究院 教授
「富岳シミュレーションによる飛沫感染理解と拡大防止への貢献」

研究者からひとこと:
褒めていただけることはもちろん非常に光栄なことですが、こういったものは常に過去の業績に対する評価ですので、今、目の前にある課題に真摯に取り組み続けたいと思います。

◆若手科学者賞

川井 隆之  理学研究院 准教授
「革新的電気泳動技術に基づく超高感度バイオ分析研究」

研究者からひとこと:
 この度はこのような栄えある賞を賜り、大変光栄に存じます。これまでご指導を賜りました先生方、そして研究を支援下さった皆さまに心より御礼申し上げます。今後も世界最高感度の分析技術開発とその応用研究を幅広く展開し、社会へと貢献できるよう一層精進して参ります。

松本 有樹修  生体防御医学研究所 准教授
「Translatome解析と未踏ORFの生理機能の研究」

研究者からひとこと:
 名誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。またこれまで指導していただいた先生方や共同研究者の皆様に感謝申し上げます。今後はこの研究をさらに発展させていき、疾患の理解と治療応用へと繋げていけるように精進いたします。

儘田 正史  工学研究院 助教
「先進有機半導体材料の創製と光電子物性の学理解明の研究」

研究者からひとこと:
 栄誉ある賞を頂き身に余る光栄です。これまでご指導くださった先生方をはじめ、共同研究者や研究活動を支えてくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。今後、研究で社会貢献できるよう一層精進して参りたいと思います。

矢嶋 赳彬  システム情報科学研究院 准教授
「酸化物機能に基づく省電力情報処理基盤の研究」

研究者からひとこと:
 この度は、栄誉ある賞を頂き大変光栄です。これまでの研究でお世話になってきた皆様に心より御礼申し上げます。今後も材料や神経回路に潜む未知の機能原理を明らかにすべく研究に励んでいきたいと思います。

お問い合わせ

研究・産学官連携推進部グラントサポート室グラントサポート係
電話:092-802-2327