「学長サミット・イン・九州」開催決まる


 新たな2000年代が幕を開けた今年,九州大学は,交流協定を締結している大学などとと もに大学の現状と将来について議論し,21世紀に向けた新しい大学像を提示しようと「学 長サミット・イン・九州(2000 International Symposium on Universities' Present and Future)−世界の主要大学の学長が語る大学の現状と将来について−」を5月に開 催します。7月には,九州・沖縄サミットの開催も決まっており,九州から世界に向けて, 研究・教育に関する提言を行おうというものです。

 参加が予定されるのは,ソウル大学校(大韓民国),清華大学(中華人民共和国),タ マサート大学(タイ),ミシガン大学(アメリカ合衆国),ミュンヘン大学(ドイツ), ローマ大学(イタリア),ストラスブール第3大学〔ロベルト・シューマン大学〕(フラ ンス),グラスゴー大学(イギリス)などのそうそうたる大学です。

 会議は,「大学の経営・運営」と「研究・教育」の二つを柱に進められ,議論をとおし てまとめられた提言を「共同コミュニケ」として発表し,インターネットを通じて世界へ 発信する予定です。
 また最終日には,高校生との対話集会が企画されています。これは,これから世界に飛 翔する若い人たちに,学長さんたちと直接対話することで,大学は人類が営々と積み重ね てきた知的財産の宝庫であり,そのすばらしさ,学ぶことの楽しさ,厳しさを感じていた だくために企画されるものです。御期待ください。

 学長サミットの詳細は,後日改めてお知らせします。また問合せは,九州大学総務部国 際交流課(092-642-2136)へどうぞ。