低年次教育を考える
11月17日(水),九大六本松地区において,「大学における低年次教育の意義―試行授業 を行って―」の公開シンポジウムが開催されました。
新谷恭明大学院人間環境学研究科教授・大学史料室長をコーディネーターに,寺崎昌男 (桜美林大学大学院教授)「大学における低年次教育の意味するもの」,押川元重(大学教 育研究センター教授)「九州大学の低年次教育の現況」,折田悦郎(大学史料室専任講師) 「試行授業を行って」の報告があり,報告のあと,討論が行われました。討論に参加した学生 からは,「大学における専門性・専門教育の問題を考えるときには,大学教育だけでなく, 受験科目等の高校教育を含めた全体で考える必要があるのではないか。」「大学院重点化等の 大学改革の動きの中で,学生のことも考慮してもらいたい。」といった意見が出されました。