病院経営を学ぶ


 医学部附属病院では,12月13日(月),病院事務職員を対象とした「病院経営改善研修会」 を実施しました。
 今回の研修は,昨今の国の厳しい財政状況下,また独立行政法人化が話題となっている今, 病院事務職員の病院経営に対する意識の向上を図り,それにふさわしい人材を養成することを 目的として実施されたもので,医学系研究科医療システム学の信友教授を講師として,「病院 経営政策の底流と明日から行うこと」と題して,信頼に基づく医療及び期待にこたえられる医 療の提供,また九大病院の現実認識,解決に向けての行動計画などを重点に講義を受けました。

 参加した病院事務職員90名と看護婦長30名は熱心に聞き入り,講義後には参加者からの活発 な質問が寄せられました。また終了後には,地域及び院内で自分に何が期待されているか,そ の解決のためにはどうしたらよいかのレポートを講師に提出しました。今後の病院経営改善に 向けて,病院事務職員の一層の活性化が期待されます。