文学部部長 菊竹 淳一


紹介文

 文学部哲学科美学・美術史教授。福岡の生まれ。九州大学文学部哲学・哲学史科にて 美学・美術史を学ぶ。のちに奈良国立博物館学芸員として美術作品に即した実地的研究法を身につけられた。奈良に住まうこと十余年にして多くの学(楽)友を得る。現在広く東アジア美術を研究対象とし,特に,我が国に伝来する韓国の仏教絵画の紹介は画期的な仕事として内外での評価が高く,韓国にも多くの友人を持つ。この広い研究的視野の源泉は,奈良で蓄えられた豊富な調査研究の体験にあると思われる。(T.O.)

学生の先生評

 「美しい作品のみならず美酒・美食を好み,その質にこだわる。また,常に服装を整え,あくまで礼儀正しく,声は大にして,発音は明瞭(酔えばさらに大音声となる),形式を尊ぶ。常に学生に「触知的に学べ」「研究対象に名品を選べ」と言う。このことに端的に示されるように,リアルとイデアルの双方を問題とする美学・美術史のあり方を象徴するような先生である。性格は潔いの一言に尽きよう」