九大フィルの実力
![]()
九大フィルが,全国から選ばれた10大学が参加して行われた第13回全日本オーケストラ大会で,講評委員会大賞を受賞しました。
九大フィルは,これまで定期演奏会を優先するなどの事情からこの大会に出場しませんでしたが,今回「他大学と交流し見聞を広め,今後の演奏活動の励みにしよう」と初めて参加しました。
なるべく多くのメンバーに大会を体験させようと管楽器を増やし,定期演奏会後の短い時間にコンディションを整えての参加でしたが,ラフマニノフの交響曲第2番第4楽章(指揮:大学院1年の稲田敏さん)の演奏は尾高忠明氏などから絶賛され,卓越した演奏を聴かせたオーケストラにのみ不定期に贈られる講評委員会大賞を受賞しました。
九大フィルは今年で創立90周年を迎えます。6月には記念講演会を兼ねた定期演奏会を予定していますが,今回の受賞でますます艶やかになった音色が聴けるに違いありません。