開学記念日に学内開放


 5月11日(火)は九州大学の開学記念日であり,例年同様,様々な記念行事が行われました。

《開学記念式典》
 5月11日には記念講堂で開学記念式典が行われ,名誉教授や元教職員など多数が参加しました。
 開幕に演奏された,九大フィルのメンバーによるモーツアルト「ディベルティメント第3番」の四重奏は,近年の九大フィル活躍の証ともいえる見事な演奏でした。事業報告を兼ねた杉岡総長の挨拶に続いて,次の方々に感謝状が贈呈されました。

佐藤 優(さとう ゆう)
 35年間にわたる準硬式野球部の監督としての指導・尽力
満武 忠義(みつたけ ただよし)
 ヨット部の指導・育成,九州学生ヨット連盟会長としての社会的貢献
木村 照彦(きむら てるひこ)
 昭和47年以来本学学生に奨学金支援を行っている財団法人木村奨学会の理事長

 最後に名誉教授称号記が今回新たに名誉教授となった方々に授与されました。

 

《学内施設の開放》
 当日は,多くの部局等で実験室の公開や貴重標本の展示等が行われ,一般の方や高校生など多数が訪れました。

科学はオモシロイ!

 

《開学記念講演会》
 5月15日(土)には,天神の都久志(つくし)会館で記念講演会が催され,中野三敏(なかの みつとし)名誉教授が「江戸時代の出版」と題して,都甲潔(とこう きよし)大学院システム情報科学研究科教授が「人の舌を超えた味覚センサー」と題して,それぞれユーモアをまじえながら,専門的なことがらを分かりやすく講演しました。
 このような開学記念行事は,毎年行われています。九大をたのしむ良い機会です。今回見逃した方は来年是非おいでください。