編 集 後 記


 ●夏休みを挟んで編集した第8号は,いつもより4ページ少ないスリムな号となりましたが,内容は盛りだくさんです。文部大臣,総務庁長官とお二人の現役大臣の来学があり,九大に韓国研究拠点を形成するための大型の助成が韓国からなされるというニュースもありました。新キャンパスへの移転順序などが基本決定されましたし,附属病院の生体ドミノ肝移植はマスコミでも大きく取り上げられました。これらのニュースが本号に同時に掲載されるということは,即ち九州大学が今大きく動いているということの証でありましょう。その動きの詳細を,大学内外の皆さんに分かりやすくお伝えするために「九大広報」は発行されています。次号では研究院構想の詳細を掲載する予定です。

(広報誌編集部会)

 ●ドミノ移植は,1月の申請段階から注目を浴び,何かの発表があるごとに会見室はカメラや記者などで立錐の余地なく,病院関係者はもちろん我々広報担当者にとっても,長く緊張を強いられる仕事になった。ともかく手術の成功を喜びたい。
 それにしても外科医の先生方,端倪すべからざる体力,精神力である。朝7時に打合せが始まり,手術終了会見が27日午前1時から2時近くまで。そして翌朝10時からの会見では,既に朝の検査を終え,皆さん普段の表情であった。
 医者を志す皆さん,心と頭脳のみならず,身体も忘れず鍛えておいてください。

(総務部総務課・広報担当)