太田総務庁長官が来学


 8月22日(日),太田誠一(おおた せいいち)総務庁長官・行政改革担当大臣が来学しました。大臣は総長室で杉岡総長と懇談したあと工学研究科に移動し,尾崎工学研究科長,太田工学研究科教授,吉田システム情報科学研究科教授の案内で,水陸両用列車「マリーン・エクスプレス」の実験施設を視察しました。

 大臣は福岡選出の衆議院議員であるのみならず,国立大学にとっても大きな課題である行政改革や情報公開などを所掌する総務庁の長官であり,杉岡総長が研究院構想など本学が進めつつある改革や統合移転計画について説明すると,質問や意見を交えながら熱心に聞いていました。

 「マリーン・エクスプレス」の実験施設では,超電導リニアモーター技術を利用した水陸両用列車の開発状況について説明を受けたあと,リニアモデル車による直線走行を見学しましたが,大臣はここでも案内役の吉田教授に同列車の特徴などについてさかんに質問していました。

総長室で懇談する太田長官(左)