ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

九大広報Vol.100

実証用の車備も含む)ネ発電と接続水素は地球を救う次世代のエネルギー 地球温暖化問題は、年々深刻化しています。大気中の二酸化炭素が増えることで、温室効果が上がり、地球の平均気温は上昇する一方です。 このまま温暖化が進めば、台風などの災害が増え、海面上昇に本はとても進んでいて、2009年に家庭用燃料電池であるエネファームが発売され、2014年12月には燃料電池自動車の市販が始まりました。2017年には事業所や工場などで使える大型の燃料電池が実用化される予定になっています。いずれはバスなどの公共の乗り物にも水素エネルギーが使われることになるでしょ所では、その際に発生する排熱のほとんどを捨ててしまっているのです。これから大事になってくるのは、いかにエネルギーのムダを減らすかということです」 水素エネルギーの一般普及型でもあるエネファームは、都市ガスのエネルギーの約4割を電気に換えて、同時に発生する熱でお湯を沸かすので「ムダになるものが5%しかない画期的なシステム」だと佐々木センター長は語ります。 「地球温暖化問題は、次の世代、そのまた次の世代に快適な環境を残すためにも、私たちが真剣に取り組まなければならない問題です。太陽光発電や風力発電からの変動しやすい電気を水素ガスにして蓄えることで、再生可能エネルギーを使いやすくすることもできます」地球温暖化問題がますます深刻化する今、大学から生まれた新しりアイデアを民間企なって形にしていくの大きな使命のひとつて、技術開発者の育携、将来のサイエンスくことも大学の役割で さらに佐々木セン材育成の大切さを語り 「エネルギーの技術20年、30年といった歳す。トヨタさんでも燃車の市販までには23がかかりました。言い技術開発と並行して【特集】世界をリードする水素エネルギー研究九州大学の公用車である燃料電池自動車「MIRAI」と佐々木センター長水素エネルギー国際研究センター佐々木 一成 センター長水素エネルギーなどの新しい技術に対して常に新しい芽を出し続けることが大学としての使命。KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.0703KYUSHU 18四校広報1広報2広報3城島1城島2ライターデザイン團野藤浦2015.0703世界中が水素社会の実現に向けて大きく動き出そうとしています。水素研究で世界をリードする九州大学の実情について水素エネルギー国際研究センターの佐々木一成センター長にお話を伺います。九州帝国大学初代総長である山川健次郎博ンパスの発展を静かに見守っています。百大」というスローガンを掲げています。伊都キャンパスの顔 銘板完成書道家・柿沼康二氏に揮毫いただいた銘板が完成。65号では、完成を記念して柿沼氏と、柿沼氏を推薦した芸術工学Vol.65山川健次郎初代総長胸像を設置Vol.72九州大学創立百周年特集号文系・理系の枠を超えて一年間一緒に学ぶ基幹教育では、幅広い知識や視野を育成するだけではなく、学び方や考え方そのものを学び、自ら積極的に真実を追求し続ける人材「Active Learner」を育成していきます。基幹教育スタートVol.92212004.102006.72007.52009.12008200920052006200720042004.42012201320142014.42014.1120152009.920092010.1120112010都甲潔先生紫綬褒章受章?vol.88?都甲潔主幹教授が、平成25年春の紫綬褒章を受章。井上和秀理事・副学長紫綬褒章受章?vol.97?井上和秀理事・副学長が、平成26年秋の紫綬褒章を受章。水素社会特集?vol.99?2020年の東京オリンピックに向け注目をあびている、水素社会をリードする本学の取組を紹介。2014.519981998.72013.122008.112001.12士の胸像が、初代総長の出身地である福島県会津若松市から贈呈されました。この胸像はセンターゾーンの銘板後方に設置され、伊都キャ2011年、本学は創立百周年を迎えました。百周年記念式典等の諸行事は、3月11日に発生した東日本大震災による甚大な被害に鑑み、1年間延期して挙行しました。本学は、これまでの百年を礎に、これからの新たな百年に向け、すべての分野において世界のトップ百大学に躍進する、「躍進研究院・佐藤優教授の対談を掲載しています。黒御影石に刻み込まれた力強い「九州大学」の文字は、伊都キャンパスの顔として、これからも輝き続けます。2009.92010.112010?1998200420132015200520082009200020012003UNIVERSITY Campus Magazine 2015.1019KYUSHU