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概要

九大広報Vol.100

理想とする総長像は、オーケストラの指揮者――今回のインタビューは「九大広報」創刊100号記念ということもあって、特別に九大フィルハーモニー・オーケストラの指揮者となった久保総長のお姿を撮影させていただきました。指揮初体験、いかがでしたか。久保:わざわざ集まっていただいた九大フィルの学生さんに失礼のないようにと、自分なりにがんばりました。指揮とは難しいものだなと思いましたし、改めて音楽の奥深さを知りました。 ――九大フィル顧問の松村先生だけでなく、そっと九州交響楽団の村里先生にも指導を受けておられ、総長が努力家であることがよくわかりました(笑)。久保:「指揮者は堂々と」とか「ひとりひとりの顔を見て」とかご指導いただきましたが、本番は指揮と音楽がちょっとずれたり、必死でした(笑)。でも、とても貴重な経験をさせていただき、九大フィルのみなさんには心から感謝いたします。――今回の企画は、メディアの取材で「理想の総長像は?」と問われた総長が「オーケストラの指揮者のようでありたい」とお答えになったことがきっかけです。その思い、改めてお話しいただけますか。久保:入学式や学位記授与式などで九大フィルの演奏を聴くたびに、いろいろな楽器の演奏者がひとつになってすばらしい曲となることにとても感銘を受けていました。総長になり、自分に合う総長像を模索する中で「これだ!」と感じたのです。私は強いリーダーのタイプでなく、調和を築くことオーケストラのようにみんなに自由に個性を発揮してほしい。就任して1年が経過した久保千春総長は、第3期中期目標・中期計画期間に向けた、今後6年間のアクションプランを策定しました。常に未来の課題に挑戦し続ける大学を目指す、久保総長の「新たな決意」を、山縣由美子理事が伺いました。UNIVERSITY Campus Magazine 2015.1003KYUSHU