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概要

九大広報Vol.100

 皆さまからの温かいご支援により、九州大学基金ではさまざまな支援助成事業を展開し、国内外のあらゆる分野においてリーダーシップを発揮できる高い専門性と広い教養を身に付けた高度な人材を育成しております。 ここに採択された学生、教職員の感謝の声、今後の抱負を一部掲載いたします。21世紀プログラム 3年 井上 陽南子  山川賞を受賞したことで、留学という夢を実現することができました。留学に必要な金額を自分の力で賄うことは非常に難しかったため、感謝の気持ちでいっぱいです。  留学先のソウル大学では言葉・文化の違いなどから不安や焦りを感じることもありますが、自分にできる最大限の努力をし、学び、楽しむことに時間を使おうと思っています。 山川賞の受賞は大変名誉なことであり、私の心の支えでもあります。今後とも、山川賞の名に恥じぬ人間になれるよう、堅実に努力を重ねていこうと思います。工学部 エネルギー科学科 4年 小野 哲嗣 山川賞をいただいたことで、幅広い分野の講義の履修や読書、更には小水力発電装置を手作りするなど、存分に自分へ投資をすることができました。 さらに、念願だったドイツでのエネルギーに関する視察に行くことができました。自分の住む街への高い関心、行政をも動かす質の高い提案など、世界のレベルを肌で感じた経験は、私の人生にとって大変貴重なものとなりました。 皆様からいただいたご支援を、何倍も大きくして社会へ還元できるよう、日々努力をしていきたいと思います。九州大学基金支援助成事業 平成26年度採択者山川賞 平成26年度受賞者 8 前年度からの継続者 15博士課程学生の研究奨励金 7学生の独創的教育・研究・社会貢献活動支援 26海外留学渡航支援 57学生の国際会議等参加等支援 56課外活動支援 8利章(りあき)奨学金 平成26年度採用者 3 前年度からの継続者 5学生支援助成 計 185若手教職員の長期海外派遣支援 2若手事務・技術職員の能力開発 7教職員の海外派遣等支援 9教材・ソフトウェア等開発、コンテンツ整備等支援 1社会との連携活動支援 8教職員等支援助成 計 27事業名事業名採択数採択数■九州大学基金支援助成事業 平成26年度採択状況〈学生支援助成事業〉〈教職員等支援助成事業〉<学生支援助成事業>留学先の友人たちと(一番左が本人)製作した小水力発電装置と本人生物資源環境科学府 博士後期課程3年 長田 庸平 (平成27年度日本学術振興会特別研究員採用) 研究課題名:菌食性小蛾類の系統分類と寄主利用に関する研究 博士課程学生が、自由な発想のもとに主体的に課題等を選びながら実施する独創的な研究に対して研究奨励金を給付するものです。博士課程学生の研究奨励金採択者の声 支援助成のお陰で、研究を進めることができました。 さまざまな場所での野外調査、試薬等を用いた実験、各学会への出席や発表など、積極的に行なえ、論文も書くことができました。心よりお礼申し上げます。 本年度からは日本学術振興会特別研究員として、より一層研究に従事していきます。 山川健次郎初代総長の名を冠した賞であり、九州大学教育憲章が指向する人間性、社会性、国際性、専門性について優れた志を持ち、学業に優れ、将来、社会のさまざまな分野で指導的な役割を果たし広く世界で活躍することを目指す学部学生を選考し、次代を担う若者を育てることを目的とした賞です。山川賞採択者の声採択者の声KYUSHU UNIVERSITY Campus Magazine 2015.1041KYUSHU