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28Kyushu University Campus Magazine_2010.5比文同窓会ホームページ http://scs.kyushu-u.ac.jp/˜alumni/■九州大学大学院比較社会文化研究科・学府同窓会(略称:比文同窓会)は、比文の修了者、在学者、教員相互の友好親睦と知識の交流をはかることを目的に設立されました。比文の創立自体は1994年4月ですが、その約10年後の2004年11月に創立大会が行われ、本年3月25日の修了式の後に、第6回総会及び懇親会を開催致しました。まだ、新しい同窓会ですので、毎年の活動としては、修了式の日に合わせた総会・懇親会(比較社会文化学府■平成22年5月8日(土)東京の新宿FACEにおいて、本学歯学部OBである甲斐拓也さん主催のチャリティイベント「FIGHTING AID 1」が開催されました。■このイベントは、収益の全額をポリオワクチンの購入にあてる格闘技のイベントで、当日会場は500人の観衆で満員となり、会場には多くの九大同窓生のほか、ボランティアとして駆けつけた現役学生の姿も見受けられました。■野田市で歯科医院を開業されている甲斐さんは、インプラント治療を1本行うごとにポリオワクチンを100本寄付する寄付活動を継続されていますが、「より多くの子供たちを救いたい」との思いのもと、このチャリティイベントを企画。自らも、厳しいトレーニングを積み、プロのリングでサイパンの総合格闘技のチャンピオン、ケルビン“ザ ビッグヒット”に挑戦し、会場は声援と熱い熱気に包まれました。修了記念パーティーを兼ねたもの)、同窓生名簿の整理、同窓会会報の発行(年1回)といったところが主なものとなっています。■比文の同窓生の特徴として、国際学生の割合が高いということが挙げられますが、同窓生の多くは日本国内の高等教育機関・官公庁・企業・マスコミ関係のみならず、海外の高等教育機関・国際機関等でも活躍しています。登山家の田部井淳子さん、『人は見た目が9割』の著者・竹内一郎さんなども、比文同窓生です。そのような同窓生の活躍の一端を示し、在校生の研究及びキャリア形成に対する支援体制を強化するという目的のもとに実施された学府のSD・FD研修に、同窓会も協力するという形で、本年開学記念日(5月11日)には、同窓生4名が講演をしました。今後、徐々に同窓会メンバーの拡充をはかり、活動をますます充実したものとしていきたいと考えています。(比文同窓会事務局)■全試合終了後には甲斐さんから、NPO法人「世界の子供にワクチンを日本委員会」に大会収益の全額が寄附され、甲斐さんは「ポリオワクチンの寄附という目的のもとプロアマの枠を越えた選手、観客の一人一人の熱い気持ちが一体となったイベントでした。これは終わりでなく次のステップへの始まりです」と挨拶。当日の取材に対しても「今回のイベントは多くの方の協力をもとに実現したものです。学生の皆さんには絶対にあきらめない強い情熱と他人を思いやる気持ちを持って、いろんなことにチャレンジしてもらいたいですね」と語っていただきました。九州大学大学院比較社会文化研究科・学府同窓会本学同窓生で歯科医の甲斐拓也さんが、格闘技のチャリティイベントを開催!同卒窓業会生だよりだより同窓会懇親会(修了記念パーティー)イベントの最後はテーマソングの大合唱で会場が一体に第1試合に登場し、素晴らしいファイトを見せた甲斐拓也さん(撮影:古屋幸一氏)同窓会総会(2010年3月25日)

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