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7Kyushu University Campus Magazine_2010.5北山 修 きたやま おさむ九州大学名誉教授 精神科医 平成3年、本学の教育学部にやってこられた北山 修先生は、伝説のバンド「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーであり、「戦争を知らない子供たち」や「あの素晴しい愛をもう一度」など数々の名曲を生み出した作詞家でもあります。精神分析を専門とし、精神分析が最も好きだという北山先生が大切にしてきたのが「言葉」です。クライアントの心を快方へ導こうとするとき、あるいは思いをメロディーに乗せる時、形のない心を表現する時になくてはならないのが、言葉の力だとおっしゃいます。 3月の上旬、定年退官を間近に控えた北山先生に、現代人の最大の関心事の一つである「心」について幅広く語っていただきました。聞き手 福島 泰(広報室長)北山 修先生のプロフィール昭和四十年 京都府立医科大学在学中に、故 加藤和彦氏らと学生バンド「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成。約三年の活動を経て解散。昭和四十七年 京都府立医科大学を卒業。札幌医科大学で研修の後、ロンドンに留学。帰国後、精神科の開業医をしながら作詞活動も行う。(「戦争を知らない子供たち」は日本レコード大賞作詞賞を受賞)平成三年 九州大学教育学部に助教授として着任平成六年 同教授に昇任平成十二年から大学院人間環境学研究院教授平成二十二年三月 定年退職 四月 九州大学名誉教授専門は精神医学、精神分析学インタビューシリーズ2010.3.10 interview

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